桑原生治行政書士事務所
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戦後政治の中でダイナミックに政治が変わったのは三度あったと思う。
敗戦後の選挙多くの政党や主張が乱立し、戦前の大政翼賛会選挙から新生日本へ生まれ変わる選挙だった。民主党や自由党や協同党や右社とか左社社会党や共産党もかなり多くの議席を乱立していた。その後数回の選挙を経てまた世界の影響を受けて自由民主党や社会党や共産党とその他分裂してできた少数政党もあった。その後政権交代は2度あった。中選挙区制から小選挙区制も導入された。また自由民主党には派閥があり、それぞれの主張の違いなどから自民党が政権を担ったが、派閥の内なるせめぎあいで事実上の政策転換や政権交代があったと思う。自由民主党から政権が移行したのは細川政権だと思う。自民党から離れた元自民党幹事長の小沢一郎氏などが支えたいくつかの政党だと思う。その後しばらくして消費税の問題などで信頼を失い、自民党に再び政権は移った。次の政権交代はさきがけや民主党などが国民の支持を受けて大量の議席獲得で鳩山内閣が誕生した。大震災などに見舞われ、政党の幅広さがかえって災いし内部のまとまりのなさ等や政策がうまく進まないなどで国民の信頼を失い下野した。今回は前回の反省から野党が連合して選挙に臨んだが、思惑は外れ野党は後退した。国民は何を望んでいたか。国民は今までの不透明な政治が更に悪いようにいかないことを望んでいた。不安を感じていた。その不安にこたえてくれたところが少しではあるが伸び、自民党は安定多数を確保した。いずれにしても今回の国民の見えざる神の手をよく見て、今後の政治のやり方が変わっていかないと次の選挙では手痛い思いをするだろう
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