感想

研修会や雑誌新聞で民法改正の内容が伝えられつつある。保証人になることが本人が知らなかったり責任の重さの重要性、責任に限度がなかったり
いろいろ悲惨な事例をみてきた。公正証書で意思を確認したり、保証極度額を設けることになった。日本独特の制度で鎌倉時代にその根はあるらしい。血縁、家制度で人が束縛され、また守られ、秩序が保たれてきた古い制度が債権を保全担保する中で、明治から維持され来た制度が少し変わるが保証人制度がなくなるわけでない。また自筆遺言証書制度が見直されるようで使いやすくなればいい。日本人に合っている制度ではないか。一方公正証書はそれに押され影響があるかもしれない。遺言者が120歳まで、本書と別にコピーが何か所かに保存され、どこの公証人役場でも要件を満たせば預かってくれ、検索もできる制度だということだ。いずれにせよ今までの制度の欠点を見直し国民が利用しやすくすることが重要だと思う。
時代は変化している。今を見て将来を見る澄んだ目が必要だ。