不思議な国

横断歩道中に子供や高齢者が車にひかれ、死亡したり重傷を負ったりする事件が後を絶たない。統計によると横断歩道の脇に人がたっているとき、歩行者優先で停止するのは全国平均で6%だということである。各県ごとにその率は差があるが、本県は止まらないほうの上位にランクされる。確かに自分を含めて車優先の気がする。一方率が高いのは長野県で断トツらしい。さすが教育県長野といいたいところであるが、その良き姿勢は長い歴史があり、父から子へと伝えられ、子が成人し子に伝えてきたものである。教習所で歩行者優先は口を酸っぱくして教えられるが、いざ運転してみると、対向車も止まらないので自分が止まってもとか理由を並べるが、やはり止まってみよう。ありがとうと言われると当然だがいい気持になる
警察の取り締まりはどうなのか。警察官が横断歩道に立っていれば多くの人は止まる。それがいい循環になればいい。
確かに一時停止不停止を摘発するのに陰に隠れてみてるのも、事故の減少にはつながるとは思うが、横断歩道対面に警察官が2人たち止まらない車を次々に摘発、注意することでも歩行者の安全、事故の防止に役立てるのではないか