不思議な国

コロナウイルス対策の持続化補助金の支給について民間企業に委託することについて政府の説明もよくわからない。個人の10万円給付はマイナンバーによる申請でもたついたが給付は進んでいるようだ。紙による申請であ2週間で5月下旬に振り込まれた。政府支給のマスクもようやく6月中旬に届いた。ある市長は市に任せてもらえばマスクなど簡単に配れると言っていた。おそらく自治会を通じて配ればということだと思うが一考に値する。個人の給付金でもマイナンバーなどといわなければ、市町村で事務はできたのではないか。マイナンバーは20%以下の交付率だからすべてをカバーできるはずはないのに大儀名分で優先したのではないか。法律を作ってもそれを徹底しないのはどうしてなのか。かって写真入りの住民カードもあったがあまり使われずマイナンバーと交換になってしまった。国民年金の制度でも徴収収納を市町村で担当し、国民健康保険などと一緒に担当し9割程度の、それなりの成績を上げていたが、それを県レベルの機関で口座振替を中心に収納することになり一挙に成績が6割ぐらい著しく低下したと記憶している。もっと地域にはりめぐらされた市町村の潜在能力を活用すれば、申請書類だけではわからない本当に必要な補助かを見極める力、さらに既存の支給体制を利用すれば支給経費も安くできると思う。勿論担当課だけでない全所体制ですべきと思う。いずれにしても国の個人補助金の交付は国が独自にやるのでなく民間に委託され、さらにさらに再委託されている事が判明した。