不思議な国

非常事態宣言の期限5月6日が連休明けに迫っているが、1か月の延長になるようだ。感染者など地域によって違うし、外出禁止によって、給与や事業の休止で大きな影響がある。また、北海道のように早めの対策が功を奏したようだが、再び増加しているようで油断はできない。医療機関や介護施設などでの集団感染が発生しているところの大変な状況は想像に難くない。集団感染したところのマンパワーが他の施設でも働いていてそこでの集団感染を引き起こしているようで、今後施設の防疫体制の見直しは必至である。経営者も大変だろうが、そこには公の利益、国家の利益ためにやっているという精神が欠けては成り立たない。マスクが店頭から姿を消して久しい。しかし手作りをして寄付したりする人が出ている。誠に素晴らしい行為である。マスクが不足すると大騒ぎになるが、テレビやネットで作り方を教えると、モノづくりや器用な人の多い国である。自家製のマスクをいただいた。だいぶ落ち着いてきた。あとから冷静に考えるとマスク問題は政府が作り方を教えて自家製を作れを訴えることでなかったか。
医療機関の防護服不足問題は大阪市や府が家庭にある不要の合羽の協力をを求めたらたくさんの人が寄付してくれて助かったようである。''有効な対策とは現場の意見を聞き、必要なものをどうするかという発想が必要だと思い知った。事件は官邸で起こっているのでなく、まさに現場で起こっているのだ。国民もいい考えを持っているその知恵を、自立の精神を引き出してほしい。それが政治ではないか。