将棋

将棋の羽生さんが渡辺竜王を破って永世竜王になって永世7冠の偉業を達成し、囲碁の井山7冠と共に国民栄誉賞を授与されることになった。中学生でプロになって45年公式戦で2000回近く対戦し7割以上の勝率をあげている。若手の台頭やコンピューターの普及ややAIにより環境も変わっている中で一向に衰えを見せない。相手の戦法をや流行の手を研究しより良い手を打とうと日夜考えている。初心に帰るということでその都度の勝負の中で新しい戦法を考えて満足しないことが一層実力を進化させている。勝負にこだわらない。タイトル戦などは勝っても負けても、将棋ファンの前で大盤解説をやったり、勝負の後両者が感想戦を1時間や2時間延々とやる。普通我々のレベルでは勝敗にこだわり、負けてしまった後は大勢の前に立つことは気が重いが彼らはそんなことはない。それが次につながり進歩し幅が広がる。勝負は時の運、大きな心がある