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今思い返しても父母に申し訳ないが、第一下宿に机がなかった。3回生か4回生になって読書購読という科目を履修しようと思い立った。親しい友人たち4、5人で集まり、関大の中先生の下で勉強を始めた。読んで辞書を引いて日本語に訳すというものだったが、日本の刑法総論を理解していない私には荷が重かったが、下鴨の下宿から歩いてか市電で北白川の木のテーブルの喫茶店に集まり予習して、あまり進まなかったが1年ぐらい続いた。刑罰とはなにか 報復か 矯正か、教育かとかの理論を勉強したがすっかり忘れてしまった。刑罰を科すためには冤罪を防ぐことだと思う。まじかにも有罪から無罪に、それも警察官や検察官が証拠を直したり、犯人が自らの罪を軽くするためにうその証言をしたりといろいろある。やはりプロがしっかりと冷静に捜査を行いや証拠を収集しみることだと思う。
いろいろな冤罪の経験から、諸外国の取り扱いを見ながら。佐伯先生は言った「いつ自分が容疑者になるかもしれないのだから」
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